コードリールの許容電流を巻いたままの状態で調べる
つなぐ機器を選ぶ(押すと足し引きできます)
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- 全部引き出した場合—
コードリールは巻いたままだと許容電流が3分の1になる
コードリールの本体には、たいてい2つの電流値が書かれています。「全負荷 15A/巻いたまま 5A」のような表示です。巻いたまま定格いっぱいで使うと、コードが発熱して被覆が溶け、火災になります。
巻いたままの許容電流が下がるのは発熱が逃げないから
電線には必ず抵抗があり、電流を流すと発熱します。引き出してあれば空気に逃げますが、巻かれたままだと内側のコードの熱が外に出られず、どんどん温度が上がります。これが「巻いたままは3分の1」の理由です。
15Aのコードリールは巻いたままだと何ワットまで?
多くの製品で巻いたままは5A=500Wです。ドライヤー1本(1200W)でも超えます。電気ケトルや電子レンジ、丸ノコは全部1000Wを超えるので、巻いたままでは絶対に使えません。
延長コードの容量は本体とプラグの表示を見る
延長コードにも「1500W(15A)まで」といった表示があります。細い丸型のコードは7Aや10Aのものもあるので、買ったときの表示を確認してください。表示が消えていたら、安全側に見て7A(700W)扱いにします。
機器は何ワットで何アンペアか【早見表】
| 機器 | 消費電力 | 100Vでの電流 | 巻いたまま(5A)で使える? |
| 電気ケトル | 1,250W | 12.5A | 使えない |
| ドライヤー | 1,200W | 12.0A | 使えない |
| 電子レンジ | 1,400W | 14.0A | 使えない |
| 炊飯器 | 1,300W | 13.0A | 使えない |
| 電気ストーブ | 1,000W | 10.0A | 使えない |
| 掃除機 | 1,000W | 10.0A | 使えない |
| 丸ノコ | 1,200W | 12.0A | 使えない |
| 高圧洗浄機 | 1,400W | 14.0A | 使えない |
| 投光器(LED) | 50W | 0.5A | 使える |
| 扇風機 | 40W | 0.4A | 使える |
| ノートPC | 65W | 0.7A | 使える |
| 電動ドリル | 600W | 6.0A | 使えない |
※ 消費電力は代表的な値です。機器の銘板や取扱説明書の数値を優先してください。
たこ足配線で容量を超えやすい組み合わせ
熱を出す機器を2つ以上つなぐと延長コードの容量を超える
電気ケトル・ドライヤー・電子レンジ・ストーブ・アイロンは、どれも1台で1000W以上です。この中の2つを同じ延長コードにつないだ時点で1500Wを超えます。熱を出す機器は、壁のコンセントに直接1台ずつが原則です。
合計が容量内でも、コードが細ければ発熱する
タップの定格が1500Wでも、そこに挿した延長コードが7Aなら、弱いほうが上限になります。いちばん細いところが全体の容量です。
投光器を複数つなぐと延長コードの容量を超える
LED投光器は1台50W前後なので何台でもいけそうですが、ハロゲンの投光器は1台500Wあります。巻いたままの500Wは投光器1台で埋まります。
コードリールの許容電流についてよくある質問
Q. 15Aは何ワットまで使える?
100Vなら1500Wです。ただしコードリールを巻いたまま使う場合は約5A=500Wまで落ちます。
Q. 少しだけ巻いたまま残すのはいい?
残した分だけ放熱が悪くなります。使う長さだけ出すのではなく、全部引き出すのが基本です。短い距離ならコードリールではなく短い延長コードを使ってください。
Q. コードリールが温かいのは異常?
ほんのり温かい程度なら通常の範囲ですが、手で触れないほど熱い・焦げた匂いがする場合はすぐに止めてください。被覆が傷んでいる可能性があります。
Q. 延長コードの容量を増やす方法はある?
ありません。太いコードのものに買い替えるか、別系統のコンセントから引くしかありません。たこ足で分けても大元のコードの容量は変わらないので意味がありません。
コードリールの許容電流と一緒に使えるツール
コードリールの許容電流とは
コードリールの許容電流を、全部引き出した場合と巻いたままの場合で比べられるツールです。つなぐ機器のワット数を足して、使える範囲に収まっているかを判定します。巻いたままだと容量が約3分の1に落ちます。
コードリールの許容電流以外の便利ツール
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