ふり~つ~る
計算

縮尺の計算で図面と実寸を変換する

実際の長さ(実寸)は — —
  • 実寸をミリで表すと—
  • 図面での面積比—
  • 1cmが表す実際の長さ—

よく使う縮尺から選ぶ

縮尺の計算式と求め方

縮尺は「図面の長さ ÷ 実際の長さ」です。1/100なら、図面の1cmが実際の100cm(1m)を表します。

実寸 = 図面の長さ × 縮尺の分母
図面の長さ = 実寸 ÷ 縮尺の分母
例)1/100の図面で35mm → 35 × 100 = 3500mm = 3.5m

縮尺の計算では面積は2乗で変わる

長さが1/100になると、面積は1/10000になります。1/50と1/100は長さでは2倍の差ですが、紙の上で占める面積は4倍違います。図面をどの用紙に収めるかを考えるときはこの点に注意してください。

2つの長さから縮尺を逆算する求め方

実寸がわかっている部分を図面上で測れば、縮尺は「実寸 ÷ 図面の長さ」で出ます。たとえば実際に3.5mのものが図面で35mmなら、3500 ÷ 35 = 100 で1/100とわかります。縮尺が書かれていない図面でも、ドアの幅(およそ800mm)などを基準にすればおおよその縮尺の計算ができます。

地図の縮尺の計算は「1cmが何m」で覚える

1/25000の地形図なら、1cm=250m。1/50000なら1cm=500mです。地図上で測った長さに縮尺の分母を掛ければ実際の距離になります。

縮尺の早見表(図面1cmが表す実寸)

縮尺図面1cm=実寸実寸1mを図面でおもな用途
1/20 20cm 50mm 詳細図・原寸に近い検討
1/30 30cm 33.33mm 矩計図(かなばかり)
1/50 50cm 20mm 平面詳細図・展開図
1/100 1m 10mm 住宅の平面図・立面図
1/200 2m 5mm 配置図・大きな建物の平面図
1/500 5m 2mm 敷地図・外構図
1/2,500 25m 0.400mm 都市計画図
1/25,000 250m 0.040mm 国土地理院の地形図
1/50,000 500m 0.020mm 広域の地形図

模型・プラモデルの縮尺の計算と実物の大きさ

縮尺おもなジャンル実物18mなら実物4.5mの車なら
1/24 カーモデル 750.0mm 187.5mm
1/35 ミリタリー 514.3mm 128.6mm
1/72 航空機 250.0mm 62.5mm
1/80 HOゲージ 225.0mm 56.3mm
1/100 ガンプラMG 180.0mm 45.0mm
1/144 ガンプラHG 125.0mm 31.3mm
1/150 Nゲージ 120.0mm 30.0mm

同じ縮尺でも実物が違えば模型の大きさは変わる

1/144でも、18mのロボットなら125mm、全長70mの旅客機なら486mmになります。「1/144だから小さい」ではなく、実物の寸法に縮尺の計算をかけた結果が完成サイズです。棚に入るかどうかは上のツールで先に確かめられます。

鉄道模型の縮尺とゲージは別物

Nゲージは縮尺1/150(新幹線は1/160)でレール幅9mm、HOゲージは日本では1/80でレール幅16.5mmが主流です。縮尺は車両の大きさ、ゲージはレールの幅を指すので、別々に確認してください。

縮尺の計算についてよくある質問

Q. 1/50の図面で6cmは実寸何メートル?

3mです。60mm × 50 = 3000mm = 3m。縮尺の計算は、図面上の長さに分母を掛けるだけです。

Q. 縮尺が書かれていない図面の縮尺を知りたい

寸法が記入されている箇所を定規で測り、「記入寸法 ÷ 測った長さ」を計算してください。1/100や1/50などのきりの良い数字になるはずです。コピーで拡大縮小された図面は端数になるので注意してください。

Q. A3の図面をA4に縮小すると縮尺はどうなる?

A3→A4は71%縮小なので、1/100の図面は約1/141になります。図面に印刷された縮尺表記は実態と合わなくなるため、縮小したコピーから寸法を拾うのは避けてください。

Q. 縮尺の計算で1/1と原寸は同じ意味?

同じです。1/1は実物と同じ大きさで描いた図面を指し、「原寸」「フルスケール」とも呼ばれます。2倍に拡大した図面は2/1(倍尺)と表記します。

縮尺の計算と一緒に使える長さのツール

縮尺計算とは

1/50や1/100といった縮尺の計算を、図面の寸法と実寸の間で相互に行うツールです。建築図面・地図・プラモデル・鉄道模型のプリセットを用意しているので、縮尺を選んで数値を入れるだけで換算できます。

縮尺計算以外の便利ツール

建築・塗装・DIYのツール

そのほかのツール