電線の太さをsqと直径で調べる
- 導体の直径(単線に直すと)—
- 素線の構成—
- 許容電流の目安—
- 100Vでまかなえる電力—
- おもな用途—
電線の太さ(sq)と許容電流の早見表
「sq(スケア)」は導体の断面積mm²のことです。太いほど多くの電流を流せます。
| 太さ | 素線の構成 | 単線に直した直径 | 許容電流 | 100Vでの電力 | おもな用途 |
| 0.75sq | 7本/0.32mm | 0.98mm | 7A | 700W | コード・機器内配線 |
| 1.25sq | 7本/0.45mm | 1.26mm | 12A | 1,200W | 照明器具・小型家電のコード |
| 2sq | 7本/0.6mm | 1.60mm | 27A | 2,700W | 屋内配線(VVF相当) |
| 3.5sq | 7本/0.8mm | 2.11mm | 37A | 3,700W | エアコン・専用回路 |
| 5.5sq | 7本/1.0mm | 2.65mm | 49A | 4,900W | IHクッキングヒーター・動力 |
| 8sq | 7本/1.2mm | 3.19mm | 61A | 6,100W | 分電盤への引き込み |
| 14sq | 7本/1.6mm | 4.22mm | 88A | 8,800W | 主幹・動力回路 |
| 22sq | 7本/2.0mm | 5.29mm | 115A | 11,500W | 幹線 |
| 38sq | 19本/1.6mm | 6.96mm | 162A | 16,200W | 大容量の幹線 |
| 60sq | 19本/2.0mm | 8.74mm | 217A | 21,700W | 受電設備 |
単線の電線の太さ(VVFケーブル)
屋内配線でよく使うVVFケーブルは、撚り線ではなく直径mmで表記された単線です。
| 直径 | 断面積 | 許容電流 | おもな用途 |
| 1.6mm | 2.01sq | 27A | 一般的な屋内配線(VVF1.6) |
| 2mm | 3.14sq | 35A | エアコン・大きめの回路(VVF2.0) |
| 2.6mm | 5.31sq | 48A | 引き込み線・専用回路 |
| 3.2mm | 8.04sq | 62A | 幹線 |
※ 許容電流は600Vビニル絶縁電線(IV)を単独で空中に敷設した場合(周囲温度30℃)の目安です。束ねる・管に通す・高温になるといった条件では、内線規程にしたがって減じる必要があります。
電線の太さを選ぶときの注意点
電線の太さはブレーカーの容量とセットで決める
20Aのブレーカーには、20A以上流せる電線(1.6mm以上)が必要です。細い電線に大きなブレーカーという組み合わせは、電線が先に発熱するため非常に危険です。
長く引き回すと電圧降下で太さを上げる必要がある
配線が長いほど電圧が落ちます。一般に電圧降下は2%以内に収めるのが目安で、数十メートル引く場合は許容電流に余裕があっても1サイズ太くします。
束ねる・管に入れると許容電流は下がる
複数の電線を同じ管に通すと熱がこもり、流せる電流が減ります。3本までなら0.7倍程度が目安で、本数が増えるほど下げる必要があります。
電線を扱う屋内配線の工事には電気工事士の資格が必要
コンセントの増設や分電盤の工事は法律で資格が必要です。このページの早見表は確認用で、実際の工事は必ず有資格者に依頼してください。
電線の太さについてよくある質問
Q. 1.25sqの電線は何アンペアまで流せる?
コードとして使う場合は約12Aが目安です。100Vなら1200W程度までで、ドライヤーや電気ケトルには足りないことがあります。
Q. sqと直径mmはどう換算する?
断面積 = 直径² × π ÷ 4 です。2.0sqを単線に直すと直径1.6mmになります。VVF1.6mmと2.0sqはほぼ同じ太さと覚えておくと便利です。
Q. 電線の太さは太すぎても問題ある?
電気的には安全側ですが、曲げにくく端子に入らないことがあります。またコストも上がるため、必要な容量+余裕で選ぶのが実用的です。
Q. 延長コードの電線の太さはどこを見る?
製品に「1500Wまで」のような表示があります。コードには0.75sqや1.25sqが使われており、巻いたまま使うと熱がこもるため、大電力の機器では必ず伸ばして使ってください。
電線の太さの確認と一緒に使えるツール
電線の太さ早見表とは
電線の太さをsq(スケア)・直径mm・許容電流で引ける早見表です。0.75sqから60sqまでの撚り線と、1.6mm・2.0mm・2.6mmの単線に対応し、それぞれ流せる電流の目安を載せています。配線の選定や機器の増設前に。
電線の太さ早見表以外の便利ツール
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