紙やすりの番手と粒の大きさを調べる
- 粒の大きさ(平均粒径)—
- 工程の区分—
- 次に使う番手の目安—
- おもな用途—
紙やすりの番手と粒の大きさの早見表
番手は数字が大きいほど粒が細かくなります。#40の粒は#2000の約41倍の大きさです。
| 番手 | 粒の大きさ | 工程 | おもな用途 |
| #40 | 425.0μm | 荒削り | 塗装の剥離・大きな削り出し |
| #60 | 269.0μm | 荒削り | 木材の粗削り・サビ落とし |
| #80 | 201.0μm | 荒削り | 表面をならす最初の工程 |
| #100 | 162.0μm | 中削り | 木工の下地づくり |
| #120 | 125.0μm | 中削り | 塗装前の足付け・パテ研ぎ |
| #150 | 100.0μm | 中削り | 木材の仕上げ前 |
| #180 | 82.0μm | 中仕上げ | 塗装前の最終調整 |
| #240 | 58.5μm | 中仕上げ | プラモデルのヒケ取り |
| #320 | 46.2μm | 仕上げ | 塗装の中研ぎ・重ね塗りの前 |
| #400 | 35.0μm | 仕上げ | 塗装面をなめらかにする |
| #600 | 25.8μm | 仕上げ | クリア塗装の前・金属の下地 |
| #800 | 21.8μm | 磨き | 塗装後の肌調整 |
| #1000 | 18.3μm | 磨き | 車の補修・光沢の下地 |
| #1500 | 12.6μm | 磨き | コンパウンド前の水研ぎ |
| #2000 | 10.3μm | 鏡面 | 鏡面仕上げの最終工程 |
※ 粒径はJIS R6010(研磨布紙用研磨材)の平均粒径です。海外の「グリット」表記(FEPA・ANSI)は番手が同じでも粒径がやや異なる場合があります。
紙やすりの番手を上げていく順番
いきなり細かい番手を使っても傷は消えません。粗い番手から順に上げていくのが基本です。
番手は倍々で上げるのが目安
#80の次は#150、その次は#240というように、おおよそ前の番手の1.5〜2倍で進めます。飛ばしすぎると前の傷が残り、細かく刻みすぎると手間だけ増えます。
前の番手の傷が消えてから次へ進む
各段階で、前の工程の削り跡が完全に消えるまで研ぎます。光を斜めから当てると残った傷が見えます。ここを省くと最後まで傷が残ります。
紙やすりの番手は一方向に動かすのがコツ
番手ごとに研ぐ方向を90度変えると、前の傷が消えたかどうかが見分けやすくなります。木工では最後の仕上げだけ木目に沿わせてください。
水研ぎができる番手
耐水ペーパーは#240以上の細かい番手で使われることが多く、水を付けると目詰まりを防げます。塗装面の研磨では#800以上で水研ぎするのが一般的です。
紙やすりの番手についてよくある質問
Q. 紙やすりの番手は数字が大きいほど粗い?
逆です。数字が大きいほど細かくなります。#40は粗削り、#2000は鏡面仕上げ用です。1インチ四方のふるいの目の数に由来しています。
Q. 400番の紙やすりは何に使う?
塗装面をなめらかにする仕上げ工程です。塗装前の最終調整や、重ね塗りの間の中研ぎに使われます。プラモデルでも表面処理の仕上げによく使う番手です。
Q. 番手を飛ばして進めてもいい?
基本は避けてください。#80から一気に#400へ進むと、#80の深い傷が残ったまま表面だけ滑らかになり、塗装したときに傷が浮き出ます。
Q. 紙やすりの番手はどこまで細かいものがある?
市販品では#3000〜#10000まであり、樹脂やアクリルの磨き、時計のガラス磨きなどに使われます。一般的なDIYでは#2000までで十分です。
紙やすりの番手選びと一緒に使えるツール
紙やすりの番手早見表とは
紙やすりの番手と粒の大きさ(μm)の対応をまとめた早見表です。#40の荒削りから#2000の仕上げまで、どの番手をどの工程で使うかを段階ごとに整理しています。木工・プラモデル・金属磨き・車の補修に。
紙やすりの番手早見表以外の便利ツール
建築・塗装・DIYのツール
そのほかのツール