モールス信号を翻訳・解読する
文字ごとに半角スペース、単語ごとに / で区切ります。
モールス信号を打つ(タップキー)
下のキーを押している長さで短点(トン)と長点(ツー)が決まります。指を離して少し待つと1文字、もう少し待つと単語の区切りになります。解読は上の「符号表」の設定を使います。
打った符号
解読した文字
モールス信号の翻訳・解読の使い方【3つのモード】
テキストをモールス信号に変換する
「文字 → モールス信号」を選び、上の欄に文章を入力します。入力と同時に変換され、短点は「.」長点は「-」で表示されます。文字の区切りは半角スペース、単語の区切りは「/」です。小文字は大文字として扱われます。
モールス信号を貼り付けて解読する
「モールス信号 → 文字」に切り替えて符号を貼り付けると解読できます。「・」「-」「‐」といった全角の記号や、長音符の「ー」で書かれた長点もそのまま読み取ります。区切りが無い符号列は原理的に解読できないため、文字ごとにスペースを入れてください。
自分で打てるサイトとして練習する(タップキー)
2枚目のカードが電鍵の代わりになります。押した長さで短点と長点を判定し、離してからの間で文字と単語を区切ります。打った符号はその場で解読されるので、自分の打ち方が正しいかすぐ確認できます。スマホのタップにも対応しています。
音と光でモールス信号を再生する
「音で再生」を押すと、結果の符号を実際の音で鳴らします。速さは5〜20WPM、音の高さは3段階から選べます。音が出せない場所でも、欄の下のランプが同じリズムで光るので目で追えます。
モールス信号一覧【アルファベットと数字】
アルファベット(A〜Z)
数字(0〜9)
※ 数字は5つの符号で必ず表され、1から順に短点が1つずつ長点に置き換わっていきます(1=.---- / 5=..... / 0=-----)。この並びを知っていれば数字は覚える必要がありません。
和文モールス信号一覧【日本語カタカナ】
日本語は和文モールス符号という別の体系で送ります。欧文とは対応がまったく違い、同じ「.-」もカタカナでは「イ」になります。上のツールで「符号表:和文」を選ぶとこの表で翻訳します。
※ 濁点(゛)と半濁点(゜)は1文字として、かなのあとに送ります。「ガ」は「カ」+「゛」の2符号です。小さい「ャュョッ」は大きい「ヤユヨツ」として送るのが決まりです。数字と記号は欧文と共通です。
記号のモールス信号一覧
| 記号 | 読み | モールス符号 |
| . | ピリオド | .-.-.- |
| , | カンマ | --..-- |
| ? | 疑問符 | ..--.. |
| ' | アポストロフィ | .----. |
| ! | 感嘆符 | -.-.-- |
| / | スラッシュ | -..-. |
| ( | 始め括弧 | -.--. |
| ) | 終わり括弧 | -.--.- |
| & | アンパサンド | .-... |
| : | コロン | ---... |
| ; | セミコロン | -.-.-. |
| = | 等号 | -...- |
| + | プラス | .-.-. |
| - | ハイフン | -....- |
| _ | アンダースコア | ..--.- |
| " | 引用符 | .-..-. |
| $ | ドル | ...-..- |
| @ | アットマーク | .--.-. |
※ 記号は欧文でのみ使います。「@」は電子メールの普及に合わせて2004年に追加された、いちばん新しい符号です。
モールス信号の打ち方とトンツーの読み方
モールス信号は「短い音」と「長い音」の2種類だけで文字を表します。日本では短点を「トン」、長点を「ツー」と読み、合わせてトンツーと呼びます。大事なのは音の長さではなく長さの比です。
トンツーの長さと間隔は「1:3:7」で決まる
短点1つ分の長さを1単位とすると、長点は3単位。符号の間は1単位、文字の間は3単位、単語の間は7単位あけます。長点を短く打つ/文字の間を詰めるのが初心者にいちばん多い癖で、これだと相手が文字を切り出せません。上のタップキーは、この比率で判定しています。
モールス信号の速さ(WPM)の目安
速さは1分間に送れる語数(WPM)で表します。基準語の「PARIS」を使い、1単位の長さ(ミリ秒)= 1200 ÷ WPM で計算します。5WPMは1単位240ミリ秒でかなりゆっくり、アマチュア無線の交信でよく使われる12〜20WPMは1単位60〜100ミリ秒です。
| 速さ | 短点の長さ | 目安 |
| 5 WPM | 240 ミリ秒 | 入門 |
| 8 WPM | 150 ミリ秒 | 練習 |
| 12 WPM | 100 ミリ秒 | 交信の下限 |
| 16 WPM | 75 ミリ秒 | 実用 |
| 20 WPM | 60 ミリ秒 | 慣れた人 |
| 25 WPM | 48 ミリ秒 | 上級 |
SOSは区切らずに続けて打つ
SOSは「...---...」を文字の区切りを入れずに一続きで打ちます。S・O・Sという3文字ではなく、それ全体で1つの遭難信号(プロサイン)として決められているためです。上のツールで「SOS」と入力すると3文字として区切られるので、続けて打ちたいときは「... --- ...」を貼り付けて再生してください。
覚え方のコツ(よく使う文字からモールス信号を覚える)
E(.)とT(-)が最短で、よく使う文字ほど短い符号が割り当てられています。まずE・T・A(.-)・N(-.)・I(..)・M(--)の6つを覚え、次にS(...)・O(---)・H(....)と同じ符号が並ぶものをまとめると早いです。音の長短をリズムとして覚えるのが、記号を暗記するより結局速く身につきます。
モールス信号が使われている場面
SOSと遭難信号の歴史
SOSは1908年から国際的な遭難信号として使われました。「Save Our Ship」の略と言われることがありますが、覚えやすく間違えにくい符号だから選ばれたもので、もともと言葉の頭文字ではありません。海上での遭難通信は1999年にGMDSS(衛星を使う仕組み)へ移行しています。
今もモールス信号が現役の場所
アマチュア無線のCW(電信)は今も盛んで、弱い電波でも届く強さが利点です。航空無線のVOR・NDBといった航法無線施設は、識別符号を今もモールス信号で送り続けています。ほかに、灯火信号や発光信号での通信にも使われます。
創作・謎解きでモールス信号を使うとき
謎解きや暗号として使うときは、区切りをどう表すかを決めておくのが要点です。区切りが無い「...---...」は「SOS」とも「EEETTTEEE」とも読めてしまいます。このツールは半角スペースと「/」で区切る書き方に統一しています。
モールス信号の翻訳についてよくある質問
Q. モールス信号の解読ができないときは?
多いのは区切りがない場合です。文字ごとに半角スペースを入れてください。「・」や「ー」で書かれていても読み取れますが、読点「、」は区切りとして扱われません。表にない符号は「?」と表示され、下のメッセージに件数が出ます。
Q. 日本語(ひらがな・漢字)はモールス信号に変換できる?
ひらがなは自動でカタカナに直して和文モールス符号に変換します。漢字は符号が定められていないため変換できません。漢字を含む文章は、読みをカタカナにしてから入力してください。
Q. 濁点や半濁点はカタカナのどこに打つ?
かなのあとに、独立した1文字として打ちます。「ガ」は「カ」(.-..)+「゛」(..)です。このツールは「ガ」と入力すれば自動で分解し、解読時は「カ゛」を「ガ」に戻して表示します。
Q. スマホでも打てるサイトとして使える?
使えます。タップキーは指で押している長さを見ているので、スマホでもパソコンでも同じように打てます。パソコンではキーを1回クリックして選んだあと、スペースキーで打つと正確に打てます。
Q. モールス信号の音の速さは変えられる?
5WPM(1単位240ミリ秒)から20WPM(60ミリ秒)まで5段階で選べます。音の高さも3段階あります。耳で覚えるときは、まず遅い速さで音の高さを変えずに練習するのが定番です。
モールス信号の翻訳と一緒に使えるツール
モールス信号翻訳とは
モールス信号とテキストを相互に翻訳できる無料ツールです。符号を貼り付ければそのまま解読でき、タップキーで自分で打てるサイトとしても使えます。欧文(英数字)と和文(カタカナ)の両方に対応し、音と光での再生もできます。
モールス信号翻訳以外の便利ツール
画像・動画・ITのツール
そのほかのツール